応援用ハチマキを作ろう!
「日本代表を応援するならやっぱりハチマキでしょ!?」
といったステレオタイプな考えが頭をよぎり、アジアカップ開幕数日前にハチマキ製作を開始するも、開始数分で全然間に合わないことを悟り即断念。
とはいえこのまま何もやらないのもつまらないので、フウガドールすみだの応援用にキリカエてハチマキ製作を始めました。
最初の作品(スミダイル)は、ノウハウもないなか手探り状態となり、何も記録せずに製作したのでブログ用を兼ねて2本目を製作しました。
参考:最初の作品(スミダイル)
前提
図柄をどのように色付けするかの判断が最初の分岐点です。
絵の具やポスカで塗る、フェルトを貼り付ける等色々考えられます。一番てっとり早いのがポスカで塗るものかな?
我が家では、絵の具では洗濯しづらいことを考え、フル刺繍を採用しました。
ひたすら面を埋めていくのに時間がかかるので気力・精神力との勝負になりますが、完成したときの達成感はなかなかなものです。
お時間がある方は、是非刺繍に挑戦してみてください。このエントリでは刺繍前提で進めていきます。
必要器材
・ミシン(無ければ手縫いで可)
・刺繍枠(ダイソー)
・刺繍針(ダイソー)
・刺繍糸(ダイソー)
・まち針(ダイソー)
・針山(ダイソー)
・布(ユザワヤ等手芸用品店にて入手)
たったこれだけ! 布も500円出せば充分なものが買えます。
材質選び
近所のユザワヤ等、手芸用品店に出かけてみましょう。布にも色々種類があり、それぞれの特徴があるそうです。(私はよく分かりません…)
ゲーフラ(よくブロードが用いられる)製作時に出来る切れ端を採用しました。ので、我が家は自動的にブロードになりました。
1m単位で販売されており、安ければ500円程度で手に入るので非常にリーズナブル。コスパのいい趣味ですね。
色も各種揃っています。白が映えやすいと思いますが、チームカラーやアウェイユニカラー、ゴレイロユニカラーを採用するのもおしゃれですね。
なお、濃い色を採用すると絵をトレースしづらいというデメリットがあります。最初は白等の薄い色を採用することをオススメします。
店舗では様々な色が用意されています。見ているだけでワクワクしますね。
線引・下書き
おおよそ(5+5)cm×任意の長さcmで線を引きます。
任意の長さは、御自身の頭の大きさと相談です。120cm程度あれば充分でしょうか。なかなか合う帽子がないほど頭が大きい私でも充分です。
先にハチマキの形に切ってしまうと刺繍枠に収められず、縫っていく過程で布が縮まってしまうので、裁断は最後まで我慢しましょう。(小さい刺繍枠があるなら先に切ってもOK)
布の線引きを終えたら、今度は図柄の下書きです。
先程、縦幅を(5+5)cmと表現しましたが、これは折り曲げて二枚重ねで使用するためです。
そのため、書きたい図柄は下側の5cmに収めるように注意してください。
それから線ギリギリまで絵や文字を書いてしまうと、後々縫い合わせを行うときに隠れてしまう可能性があるため、少し余裕を持つようにしましょう。
正直、「シューズ」と「下の線」との余白があまりなく、ギリギリを縫うこととなりました。もう少し余白を入れたかったところです。
横幅広くやってしまうと見えなくなる可能性もあるため、「中心に一つの絵、隣に文字を2文字まで×両サイド」くらいが適正かと思います。
「FU絵GA」といった感じ。
自分はボールペンでガンガン書き進めていきましたが、チャコペン等の消えるペンシルで書くのが無難でしょうか。
※上の画像では、下側の線が二重に引かれています。ただのミスなのでお気になさらず。
それから黒地の部分を黒ボールペンで書くと、後々、縫ったのか縫ってないのかよくわからなくなるので、色を変えることをオススメします。(経験談)
ひたすら縫い
ひらすら縫います。
縫い方などについては、その他のサイトやyoutubeの解説動画を御覧ください。
ざっくり言うと外枠をアウトラインステッチで縫い、中をサテンorロング&ショートステッチで縫います。
イラストとはいえ、推しの顔面に躊躇なく針を刺す鋼メンタルが必要です。私は眉毛が上手く行かず、眉間に何度も針を刺し直しました。申し訳ない!
ハチマキ状にして完成
・アイロンをかける
・イラスト・文字が内面になるように長辺を二つ折り
・まち針をセットし、長辺ギリギリをミシン縫い(波縫いでOK)
・内側に入っている面が表に来るように裏返し(靴下を裏返す要領)
・両側の短辺をミシン縫い(波縫いでOK) →完成!
根気は要りますが、技術は不要!達成感は半端ないですね。
会場で着用し、チーム・選手の後押しをしましょう!