天皇杯 JFA 第 101回全日本サッカー選手権大会 浦和レッズvs大分トリニータ(2021年12月19日)
2021年12月19日、天皇杯決勝戦を父ダイル一人で観戦しました。
大分トリニータは、2021年シーズンは17位に終わり、残念ながらJ2降格が決定しており、6年間大分を率いた片野坂監督の勇退も発表された辛い状況に立たされています。
そんな状況の中での2008年ナビスコカップ(当時)以来のカップ戦タイトル獲得のチャンスということで、何としてでも優勝を狙いたい状況です。
(仮に優勝したら、J2リーグ、ACL、ルヴァン、天皇杯、スーパーカップというハードスケジュールになってしまうという弊害もありますが)
(取らぬ狸の皮算用というものでもあります)
国立競技場
建設開始前から紆余曲折あった国立競技場ですが、今回父ダイルは初訪問となりました。(近くまでは行った事あり)
正直、空撮写真で見る国立競技場は無機質でいただけないものですが、
内装や外壁等は(新築というバイアスもあるかもしれませんが、)意外とおしゃれなものでした。
100%収容で実施することもあり、ゲート付近も大混雑。
観客全員が定められたルールに則って感染すればクラスター等のリスクは限りなく低いものと私は考えていますが、コロナ禍以降では経験していない観客数であったので、少しビビってしまったのも事実です。
現在のところ、決勝戦での感染事例は報告されていませんが、今後も報告されないことを祈っています。
ただ、チームのグッズ売り場が会場外にあり、再入場不可という運営方針は残念。
何かしら購入しようと考えていましたが、知らずに入場してしまったため、泣く泣く断念することに。
・入場口も限られており、再入場を認めるとさばききれない
・会場内の売店は主催のJFAが使用している
・会場内で長蛇の列を作る動線が確保されない
など、現実的にクリアできない事情があるのも理解できるので、入場前の事前購入の呼びかけがあればいいなと思ったところです。
陸上トラック付きスタジアムなので、当然ピッチとの距離は感じます。ただし、私が座った2層ゴール裏は、前方にせり出していることもあってか、割と近く感じました。
ただし、(両ゴール裏ならまだしも)片方のゴール裏にのみ、ピッチへの入場ゲートがあるため、ゴール裏中央に座席がないというのは全くいただけません。
可動席を設置してほしいと思うところですが、今後その可動席が有効活用される機会が何度あるのかと考えてみると、その製作費もペイできないかもしれないという悲しいジレンマに陥っているという状態でしょうか。
さて肝心の試合についてですが、正直細かいことはほとんど覚えていません。
前半
前半開始早々、江坂選手のゴールで浦和が先制。
1トップ2シャドーにボールが収まることもほとんどなく、淡々と時間が経過していった印象でした。
大分のエースである町田選手にボールが入ると浦和DFが一気に潰しに来ており、町田選手の良さが出せないもどかしい展開になりました。
後半
開始直後から大分が主導権を握る展開に。浦和ゴール前までボールを運ぶものの、ゴールには繋がらず。
渡邉新太選手の足元に絶好のボールが溢れるも西川選手の真正面。(映像を見返すと、ファーには浦和DFが密集しており、シュートコースがない)
試合終了直前にペレイラ選手のゴール(クロスに対し、CB2人を含む3人がゴールエリア内になだれ込むスクランブル状態)で同点に追いつき、スタンドのボルテージは一気に最高潮に。
逆転優勝は目の前かという淡い期待を抱くも、サッカーor浦和はそんなに甘くない。
その直後、浦和から契約満了による退団が発表されている槙野選手のゴールにより、勝負あり。
悔しい敗戦となりました。
次回のカップ戦決勝はいつになるのでしょうか。
来年はJ2での戦いとなりますが、既に既に主力選手の契約更新情報も上がってきており、思いの外、寂しいシーズンオフにはならない予感がしています。
この悔しさを糧に、J1再昇格を目指し、頑張れ大分トリニータ!