FC-MONDILE's Club House

Jリーグ、地域リーグ、Fリーグを応援しながら、サッカー・フットサルに励む親子の日常を綴ります

Women's F League 第9節 SWHレディース西宮vsフウガドールすみだレディース他(2022年1月9日)

2021年1月9日(日)
立川・府中アスレティックFCレディース 5-1 エスポラーダ北海道イルネーヴェ
福井丸岡ラック 2-2 アルコ神戸
SWHレディース西宮 1-0 フウガドールすみだレディース
サイデンアリーナ

 

前節に引き続き、父ダイル一人でWomen's Fリーグ観戦へ。

 

第一日目は、前記事のとおり、町田に行っていたため、残念ながら現地観戦ならず。
今回は、第二日目のみの観戦となりました。

 

最終節の会場は、さいたまサイコロの本拠地となるサイデンアリーナ。
恥ずかしながら名前も初めて聞きました。
どうやらVリーグBリーグ等も開催される有名なアリーナとのことです。
立地は、浦和駅からバスで30分弱。正直、好立地ではないですね。
改めて墨田総合体育館の立地の凄さを思い知らされます。お金持ちの自治体は羨ましい。

 

そしてなんとこのアリーナは観戦時にも室内履きが必要とのこと。
会場に到着する直前で知ったので、致し方なく靴下で行動することに。少し恥ずかしい。
広島エフ・ドゥの会場の注意書きでも同様の記載がありました。
Fリーグ関係で使用されるアリーナのうち室内履きが必要なアリーナはどのくらいあるのでしょうか。

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さいたまの選手紹介。こういった取組はいいですね。

 

周囲に飲食店も無いようで、持参した軽食でお茶を濁そうと考えていた父ダイルですが、
会場にて地元の弁当屋が出張販売をしており、唐揚げ弁当を食することに。

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これで600円。しかもミネラルウォーターのサービスも有り。
ボリューミーで味付けも濃く、男性向けかもしれません、が、非常に美味しい。
来年またサイデンアリーナに行くことがあれば、またこのお弁当を食べたいものです。

 

実は開始時間を間違え、到着した頃には既に前半10分程度経過済み。立川・府中の得点を見逃してしまいました。

さて、最終節までもつれたプレーオフ争い。
既に西宮、浦安が出場を決めており、残りの1枠を立川・府中と福井丸岡で争うことに。
第8節終了時点で勝点・得失点差で並ぶ両チーム。共に勝利した場合は、より大きな得失点差で勝利したチームがプレーオフ進出。
4チームでのグループリーグならまだしも、10チーム総当たり戦での最終節としてはなかなか無いレベルでの混戦です。

 

立川・府中アスレティックFCレディース 5-1 エスポラーダ北海道イルネーヴェ

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FP登録が8人しかいない北海道。立川・府中が着々と得点を重ね、4点差で圧勝。
北海道も強烈なシュートでゴレイロのミスを誘い1点返すも反撃は1点に留まる。
到着してすぐ観戦だったのでふわふわしていてあまり落ち着いて観れなかったのが残念です。
プレーオフ進出が点差勝負になる可能性があるため、4点差で勝ち越している立川・府中が終盤にパワープレーを試みるというなかなか見ない展開になっていたのが印象的ですね。

 

福井丸岡ラック 2-2 アルコ神戸

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前節、個人的に最も印象に残ったチームが、この福井丸岡ラック。
心のなかで福井丸岡を応援しながら観戦しました。
4点差以上での勝利がプレーオフ進出の条件となるこの試合、神戸が先制。
前半のうちに同点に追いつくも、後半再度勝ち越され、1-2。
その後、なんとかペナルティエリア外からのミドルで同点に追いつくも、反撃はここまで。
この結果、プレーオフ進出は立川・府中となりました。

 

前節は10チーム全て、今節は6チームの試合を観たわけです。
個人的に、全チームそれぞれ印象に残る選手がいるのですが、その中でも最も印象に残るのは福井丸岡のゴレイロ藤江真尋選手です。
全体的に高さのあるFPが揃う福井丸岡の中で一人小さいゴレイロが正守護神。
飛び出しの判断も的確で、怖がらずにボールに飛び込んでいっています。
その反動で、前半だけでも味方と2回、相手選手と1回激突して、観ていて勝手にひやひやしました。

グローブを着用しているゴレイロが多い女子フットサルですが、藤江選手は素手
2失点目は素手の影響もあってかボールをこぼしてしまいましたが、あの希薄溢れるプレーには魅せられますし惹かれます。
残念がらプレーオフ進出は逃しましたが来季も注目です。

 

第3試合目前に小休憩。
ずっと座っていると疲れてしまいます。
近くを散策したところ、かろうじてファミリーマートを発見。
桜区役所で働いている方の昼食事情が気になります。

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サイデンアリーナに戻る際に、兵庫県フットサル連盟のバスを発見。
バスで来ているのでしょうか。なかなか厳しい実情が伺えます。
2チーム乗り合い?1チームのみ?それとも勝手な勘違い?
いずれにせよ、今後リーグが盛り上がって、環境が改善されることを願います。

 

SWHレディース西宮 1-0 フウガドールすみだレディース
今季レギュラーシーズン最終試合。
前節終了時点で首位に立つ、今季無敗の西宮。
すみだは開始直後から自陣に引き、カウンターを狙っていきます。
試合を通して、力量差があると感じる試合でした。
「守ってカウンター」というよりも、「守って守って守って守ってカウンター」という一方的な試合展開。

 

守備の際も無理に繋ごうとせずに、危ないシーンがあればすぐに前や外、場合によってはマイナス方向の外に蹴り出すことを徹底。
ゴレイロからのロングフィードの際、ピヴォは当然前に張りますが、その他の3人のFPは不用意に飛び出さず、ピヴォへの収まり具合を見ながら前に出る。
とにかくリスク管理を徹底しながら攻めるということをチーム全体の目標としてはっきり明確化した中での40分でした。
西宮もペナルティエリア内に侵入し、ゴール前数mに構えたピヴォまで納めるも、あと一歩のところですみだがクリア。
すみだもカウンターを狙いシュートまでは持ち込み惜しいシーンを作り出すも、殆どゴレイロにキャッチされる状況。

 

このままスコアレスで終わるのかと思いきや、後半15分頃、僅かな隙間を決定的な縦パスが通され、失点。
すみだが同点を狙うもゴールは遠く、敗戦となりました。

 

結果だけ見れば、自陣に完全リトリートして、チャンスも作れず負けたこととなるかもしれません。
ただ、チーム全体が同一の目標に向かって徹底的に勝つために現実的な戦術に徹しており、非常に見ごたえがありました。

 

今季リーグ戦(レギュラーシーズン)はこれにて終了。
私は第8節からの観戦となりましたが、来季は通して観戦したいですね。少なくとも浦安には軽い気持ちで遠征できます。
SPOZONEさんが無料フル中継してくれているので、来季はフル活用したいと思います。
まあ本来はこの中継がお金を取れる目玉コンテンツに成長することがリーグ運営の目標だとは思います。
これからの成長を期待しますし、私も広めていけるよう微力ながら努力します。

 

さあ残るはプレーオフ
新型コロナウイルスが猛威を振るう昨今、最後まで開催、できれば有観客開催されることを祈っています。
関東圏でやってくれれば観に行きたいと思います。